大阪アポヤン道ギターフェスティバル

出演者紹介企画

 

「アポヤンさん いらっしゃーい!」

 

第4回 藪 鈴太郎(FIGARO弦)

 

みなさん、こんにちは!

いかがお過ごしでしょうか。

 

わたしは休日、埼玉でギター三昧でした。

 

土曜は、蕨ギターアンサンブルの仲間とたくさん練習。

日曜は、浦和でギターのスペシャルイベント「ギターカーニヴァル2019」に参加しました。ギター大合奏、無料セミナー、コンサ―ト、展示ギターの試奏など、午前中から夕方まで目いっぱい遊べました。

ロビーにはなりきりギター表紙セットがあったので、貞子してみました。

 

 

え・・・違和感ゼロ?

 

軽~くショックなわたくしですが、アポヤンディストの端くれとして日夜ベストを尽くしているのであります。

さて、アポヤンさんいらっしゃーい!も

今回で早4回目になりますが、どぎつい大阪弁のせいかいまいち読者が増えず、キンツマのモチベーションも下がる一方であります。

でも、その先に見えるものも、♫きっとある~きっとある~~~♫…はず。。。知らんけど。


 

ああーそれにしても、もう最近、暑う~てかなわんなぁ・・・身体がついていかんわ。

 

今日もインタビューやらなあかんの??

疲れるわー


まあ、いってみよ~か~。

アポヤンはーんいらっしゃ~~~い・・・

 

え?笑顔が死んどる?? 

そらあかんわ。やり直しや。

 

 

 

はい!!全国のキンツマファンの皆さん、こんにちは。

 

今日も張りきっていくでー( ー`дー´)キリッ

 

アポヤンさんいらっしゃーい!

 

今回のゲストはいま話題の「FIGARO弦」を製作されている、藪 鈴太郎さんでーす!!

 

 

ー 弦を作るのは、大手のメーカーの話やと思っていたので、どのように製作されるのかまったく想像もつかないのですが、よく目にする大手メーカーの弦と、藪さんの作ってらっしゃるフィガロ弦、何が違うのでしょうか?

 

ヤブ:おそらく決定的に違うのは非常にローテクで作られているという点です。

 

確かにウインドウズの入ったパソコンは所有していますが弦を巻く器具は全て手製で、私と私の父とで作り上げたものです。

芯線にコーティングを行っていますが松脂系のコーティングですのでオートメーション化された器具では粉塵やメンテナンスが大変なので作ることは難しいかと思います。

 

あ、あと大手と違う点は「こんなん作ってーや」と言ってもらって気乗りすれば作っちゃうところです。今までわりとバージョン違いも作ってお渡ししたことがあります。

気乗りしない場合は札びらで頬を撫でて頂けると気乗りするようになるので是非YOROSIKUです。

ふむ、弦を巻く器具から始まり何もかもが手作りということですな。オートメーションによる大量生産にはない丁寧なモノ作り・・・特別性が伝わってきます。音にも影響が出そうですね。

 

・・・けど、まだまだなんのことやら、ようわからん気がしてします。

さりとて何を質問していいのやらわかりまへん。

はぁ・・・なんか、ちょっと頭つかれたなー。

こういうときは無理したらあかんのよね。

よし今日は潔く諦めて、アポフェス当日に改めて聞くとしよ~。

 

ー さあ、アポフェスでどんなレクチャーしてくれるのか楽しみです~鈴太郎ちゃんありがとう。当日はぜひ与・路・紙・区です。ほなさいなら~~!

 

 

ヤブ: ちょ、ちょっと待ってー!

「弦とは何か」というお話をさせていただきます!!

現在主流なのは低音弦金属巻きで高音弦はツルっとしたナイロンなどの高分子モノフィラメントです。

 

え!続き??無理やりきたな?

 

ヤブ: 皆さんまずは「モノフィラメントってなんやねん?」となるかと思いますがコレは割と重要なお話ですので解説しましょう。

モノフィラメントとは単一である繊維です。

「モノ」が単一、「フィラメント」が長い繊維ですな。

 

あ~「モノ」っちゅうのはそういう意味ですかいな。

 

ヤブ:そうです。モノがつく言葉はキンツマさんの周りにもたくさんありますよ~例えば、モノクロ、モノトーン、モノラル、モノレール・・・

 

あー知ってるーー!

まだいろいろあるわ、あれ、長さを計るときのプラッチックのあれ。

ペランペランのやつ!

 

ヤブ:そうそう、背中がかゆい時も重宝しますねん・・・ってそれは「モノ差し」やがな!

 

えー?ほな、あれ?

ジブリの大ヒット映画!

キンツマのカラオケのレパートリー!歌います。

   

 ♫ はりつめた~~弓の~~~ ♫

 

ヤブ: ♫ フィガロの弦よぉ~~~~ ♫ 

        って、、つい乗ってしもたけど、それは「モノのけ姫」でんがな!

 

わー素晴らしいノリツッコミ。

あ、ほなあれか。普段使わんけど、いつか使うやろと捨てられへんもんを、とりあえずぶち込んどく場所やろ??

 

ヤブ:そうそう、うちもフィガロの弦の在庫が山のように・・・ってなにを言わすねん!

それは「モノ置き」ですわ!ああもういちいちややこしいな!


ふーっ・・・・・・・・・・・・・・

 

 

ヤブ:あれ、キンツマさんなんや急に静かですけど・・・どうされたんですか?

 

・・・いまな、「モノ思い」にふけっとんねん。。

これはホンマのボケやでーー(^-^)はははーなんや楽しなってきたー

 

ヤブ:あああー!話が全然進みませんがな!

もー!キンツマさんの夫に通報します!!!!!

 

・・フーン(~o~) うちのアレに「モノ申す」わけや。

 

ヤブ:お、お、お前ええ加減にしとけよ、コラ~!

 

お、お、お前ええ加減にしとけよ、コラ~!

はい、これは「モノマネ」~~(笑)

 

ヤブ:う~~~っ怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒

 

あれっ、なんや「モノモノしい」雰囲気になってきたな。

雲行き怪しくなつてきたんとちゃうか。

読者の皆にはちょっと「モノ足りない」かも?やけどこの辺にしとこ。

「モノわかれ」で終わってまう前に~~

 

 

ー あの突然ですが、藪さんのニックネームはなんですか?

 

 

この「アポヤンさんいらっしゃーい!」第1回、Gen-Noteの山崎由規さんからは「鈴ちゃん」と呼んでもらってます。

由規さんは同じ神戸で頑張る仲間であり色々助けて頂いています。

 

・・鈴ちゃん?えらいかわいいニックネームやな。

でもそんなんあかんわ。

私にとって「すずちゃん」いうたら朝ドラのヒロイン、広瀬すずちゃんやもん。

せやから、あんたは今日から リンリンや。

ええか?決定やで。山崎にもうちから報告しとくさかい。

 

リンリン:いや、そんなん困ります・・・

 

ー はい、リンリンの趣味はなんですか?

 

リンリン:麻雀ですね。ギタリストの猪居 謙くんとは時々卓をかこんだりしました。

関西ギター関係者麻雀最強戦を行い、それを記事にしたら「現代ギター」誌に載せてもらえますか?と質問したところ

「そういう関西ノリはやめて」

と釘を刺されたので「現代麻雀」に寄稿しようかと思っております。評論家の濱田滋郎さんも麻雀をうつらしいので是非企画したいところです。

 

現代ギター、なかなか厳しいですな。

あ、調べたけど麻雀雑誌のほうは「現代麻雀」じゃなくて「近代麻雀」みたいやで。

キンツマのおとーちゃんの愛読書も「近代盆栽」や。

そやけど「近代」とか「現代」とかチョイスの違いはなんやろな?

なんで「近代ギター」じゃなくて「現代ギター」なんやろね。

ま、わたしはどっちでもええけどな。

 

それにしても、あの謙くんも麻雀趣味なんや。あの上品爽やかイケメンは仮の姿やったんか!?

 

あんた無理やり引き込んだんとちゃう??

まあ楽しいのはええけども、、なんや不健康そうやわ。やっぱり運動もして野菜たくさんたべなあかんで。

キンツマのおすすめは「ラジオ体操」と「よもぎ」や。

よもぎは神戸や大阪でもその辺によーけはえとるやろ。

両方ともただやで。

 

いずれにせよ、「近代麻雀」には寄稿してクラシックギターにも興味持ってもらお!!ファン取り込み作戦や。

 

 

ー 現在研究熱心に頑張ってるリンリンがご先祖様に伝えたいことは何かありますか?

 

 

リンリン:ご、ご先祖様?まあ、先祖といいますか父は販売開始年に死去してしまったので、現在フィガロ弦ユーザーがボチボチ増え、プロの録音時にも使用されたりしている光景を一緒に見れなかったのでその事を伝えたいですね。まァ死人は自由なのでどっかから勝手に見たり見なかったりしてるんでしょうが(笑)

 

うう・・・泣けるはなしやんか。。

お父ちゃん、きっと見守っててくれてはるわ。

 

 

ー レクチャーに向けて意気込みをお聞かせください。

 

 

リンリン:イベントの趣旨的に楽しいイベントだと思うのでそれに似つかわしくない硬い内容をブチ込む事で他の演目が更に楽しく思えるよう努める意向です!

弦について質疑応答コーナーも設けるので日頃からのモヤモヤある人は是非内容を整理してなくてもいいので質問しにチケットを買って来てください!

出店もしているのでフィガロ弦を買って頂いた方には特段親切ご回答致します☆

 

 

皆さんリンリンが張りきっております。
ぜひ、アポフェスの会場にどどーんと質問しにきてください。なんでも答えまっせーー!!

 

キンツマの夫によるフォロー

 

おかげさまでこの「アポヤンさんいらっしゃーい!」も第4回を迎え、全員のインタビューが終わるころにアポフェスのチケットも完売していることと信じております。
この過激な、しかし画期的なインタビューは、時代を少々先取りし過ぎたのかもしれません。むしろ未来のギター界に貢献しているのでしょう・・・な~んて「モノは言いよう」ですな。アハハハ・・・

さて、FIGARO弦さんの詳しい情報を。
FIGARO弦を張ったギターで録音された動画はこちら 
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