ギター界の平和を守るためyoutube上でエチュード演奏などの動画をアップロードしているらしい。Facebook上でのひょんなきっかけから2014年9月23日に行われた軍手ブラザーズのコンサートに予告したとおり特別ゲストとして現れて、風のように去っていった(*打ち上げ会場に
先回りしたという情報もある)。詳しいことは主催団体に問い合せても知らぬ存ぜぬの一点張り、この写真も公式なものではなく偶然居合わせたご婦人により撮影された写真である。右手でアルファベットの「Z」を表した決めポーズを披露した際の写真のようだ。あろうことかクラシックギターのコンサートなのに出てきていきなり手品を披露したという噂もある。果たして彼は何者なのか?何が本当の目的なのか?そもそもいったい何と戦っているのか?次はいつどこに現れるのか?ちなみにフランスの若き名手、ジュディカエル・ペロワ氏とは勿論な~んの関係もない人物であろう。
エチュード戦士ちゃんZの衣装は、ギター界の巨匠・福田進一氏から受け継がれたものである。これは多くの優秀な弟子たちではなく、エチュード戦士ペロワちゃんZこそが、世界のマエストロ福田の後継者に指名されたという証拠と言っても過言ではないだろう。
2018年6月16日、いよいよクラシックギター界の誇るコンサートシリーズ、「GGサロンコンサート『B→Z バリオスからペロワちゃんZまで』」に出演。
寒暖の差が激しいせいか体調を崩された方も多く、キャンセルが相次ぎ、あと何人キャンセルが出たら学級閉鎖になるのだろうかと心配していたら、こちらでの予約記入漏れが思いのほか多く、キャンセル数を上回るというミラクルで、結果的には最後列に椅子を追加(いわゆるGGアルプススタンド)を増設するほどに盛況となった。
肝心の演奏については、来場されたお客様から
「ペロワちゃんZのほうが足が長いんじゃない?」
「足も長かったけど、手も長かった」
「爪もペロワちゃんZのほうが少し長かったと思う」
「ペロワちゃんZは無口だし、金さんはおしゃべりね」
「金さんのほうが明らかに髪が薄かった」
などとおおむね好評であった。
ペロワちゃんZの衣装はインドネシアのギタリスト
David Sylvester さんからプレゼントされたもの。
着心地もとても良いらしいので、いつか金庸太も借りてみようと思っているらしい。いつも本番でズボンと靴とギターを貸しているのでNOとは言えないはずだと主張している。(写真:くみさん)
石立鉄男みたいにしてほしいZ!
後継者の育成にも熱心に取り組んでいるんだZ!
ゴールド免許なんだZ!!演奏以外は安全運転なんだZ!!
ある日、ジャカルタ・アジア・ギターフェスティバルにジュディカエル・ペロワ氏が参加することを知ったペロワちゃんZは侵入を試みる。
スカルノハッタ空港に到着、無事に侵入成功。同時刻に到着した、パク・キュヒ嬢、そして空港まで迎えに来たスタッフも全く気がついていないようだ。
そしてついに実現したペロワちゃんZとジュディカエル・ペロワ氏とのツーショット。
今まで数々のペロワちゃんZのニセモノが登場したが、かつてこれほど質の悪いニセモノがいたであろうか?にやけた口元、力のない姿勢、Zのポーズの角度も甘く、あろうことか右手と左手を間違えている・・・もはやオリジナルに対する冒涜である。一体誰が扮しているのかわからないが、強く抗議したい。
創刊から48年の歴史を誇る月刊「現代ギター」626号にとうとうペロワちやんZが登場した。
これからもギター界の足をグイグイと引っ張っていくことであろう。