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サイタマ国内ギターフェスティバル顛末記 その6

いよいよ本番スタート。

 

大坪隊長による「展示楽器試奏コンサート」。

 

流ちょうなおしゃべり、美しい音色、楽器の個性も考えた選曲と演出・・・任せて安心、さすがアルアイレンジャー隊長。
大坪隊長はテクニックはもちろん、本当に音がきれいなんだよね。

写真は“ギター界のサラブレッド”君島聡さんの楽器。

続いて、“世界の名工”今井勇一さんの新作ギター。

 

今井さんのギターは人気ありすぎでなかなか在庫がないので、この日は試奏する貴重な機会であったはず。

 

 

そして“井草のポニー”栗山大輔くんのへんてこりんなギター。

 

これはフランシスコ・シンプリシオという100年前の名工が10台ぐらいだけ作った変わったサウンドホールのギター。
こういう楽器を作りたがるひねくれものなのよ、クリヤマポニーちゃんは。

写真は「な、なんじゃこりゃぁ~!」

 

と大坪隊長が太陽にほえろのジーパン刑事のように驚いているシーンかもしれません。

といっても、若い人にはなんのことかわからないでしょうから、参考画像を載せておきます。

 

お父さん、お母さん、10代以下の子はおじいちゃん、おばあちゃんにでも聞いてください。

休憩をはさみ、14時半からは「フレッシュギタリストによるコンサート」

 

出演は、昨年と一昨年の「イーストエンド国際ギターコンクール」の優勝者ということで、優勝賞品のCDデビューを提供・制作されたホマ・ドリームの竹内永和さんが挨拶と演奏者の紹介、CDレコーディングの際のエピソードなどを話してくれました。

 

 

 



まずは原田とおいくんのソロ演奏から。

 

大序曲、バッハ、リョベートなど、今持てる若さをすべて注ぎこんだような情熱的な演奏。

 

多くのギタリストが手掛ける定番曲で、手垢にまみれた演奏にならないのが彼の強み。



そして、後半は、横村嘉乃(かの)、福音(ねね)姉妹による「横村ホットシスターズ」の演奏。

 

幼いころから一緒にレッスンに通っていたのだが、頑なにデュオを嫌がっていた2人が、何故か今回デュオでの出演を希望。

 

で、デュオをやってみたらいきなり世界レベルでお口あんぐりの完成度!

いま国内の常設デュオでは、昨年コンクールを総なめにした「サウンド・ホールズ」か「横村ホットシスターズ」のどちらかが一番では??

もう本当にトオイくんのCDもネネちゃんのCDもとても良いので是非購入してください。


それにしても、まったく若い子たちは驚異的なレベルで、私のようなロートルギタリストはこれからどうしたら良いのやら・・・若い芽をしっかり摘みきれなかったことを大変後悔した(続く