閉館10分前に何とか鶴岡八幡宮にたどり着いたギターマンとわたし。その後、再び大仏のある長谷に戻り、ちょうどこの日が最終日だった、長谷寺の紅葉のライトアップを堪能した。果たしてギターマンの記憶は戻るのか?
鶴岡八幡宮、閉館10分前に到着。間に合った!
せっかくだからおみくじをやろう。渋るギターマンに無理やりくじをひかせた。
彼が引いたのは41番の数字。すぐに英語版のものが用意された。結果は末吉・・・ビミョーである。
記憶が戻りますように・・・願いを込めておみくじを結ぶギターマン。手がかりは見つからなかったが、長谷寺で夜間の紅葉のライトアップが今日まであり、19時閉館との情報を得る!まだ諦めるなギターマン!希望はあるぞ!
長谷寺に向かう前に一休みしようとカフェに立ち寄る。ギターマンはエスプレッソを注文、砂糖もミルクも入れなかった。「普段から入れないの?」「入れまセン。ここのエスプレッソはいつも飲んでいるものより美味しいです。ん?いつも??・・・」「いつもエスプレッソかぁ、もしかしたらYouはフランス人かもね~」「あははは、そうかもしれマセン」ギターマンの口調もだんだん明るくなってきた。
再び江ノ電で大仏のある長谷に戻り、今度は長谷寺へ。
運良くこの日が最終日でした。来てよかった!
やっと正面を向いてくれて記念写真っぽいものが撮れたが、ピンボケ・・・これもギターマンらしいといえばらしい。
神々しく光る仏像。
無言でひたすら摩尼車を回し続けるギターマン。
力を込めて回して過ぎて手を切ったらしい。しかしそこでギターマンは何かを感じたようだ。
急に言葉数が少なくなり足早に歩き出すギターマン。
「ぼくは何かを思い出したかもしれマセン・・・東京に戻りまショー!ハ、ク、ジュ・・・そうデス!ハクジュデ~ス!」「ハクジュってあの代々木八幡のか?よしわかった!」我々は急いで鎌倉駅に戻りJRに乗り込んだ。(ギターマン、自分探しの旅 最終回に続く)
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