大阪アポヤン道ギターフェスティバル
出演者紹介企画
「アポヤンさん いらっしゃーい!」
第1回 Gen-Note
お久シーブリーズ!今年の夏がとても待ち遠しいキンツマです。
なんでやねーーんっ!あんたちょっとおかしいんとちゃう?
と声がきこえてきそうですが、
答えは決まっとる、お盆に大阪アポフェスがあるからやん。
さて、インパクトのあるヒョウ柄チラシも刷り上がりました。
着々と準備が進むのをワクワクしながら、ただただ一心に見守っているのですが、、ああ見守り過ぎて目が疲れるわぁー。
こらブルーベリー食べて昼寝せななあかんな。。思てたら、、
・・・ごちゃごちゃ言うてんと、ちょっとはなんか協力せんかい!!と家のガヤが最近うるさい。
というわけでこのたび、出演者の紹介を兼ねたインタビューシリーズ「アポやんさん、いらっしゃーい!!」をお送りすることにしました。たぶん10回ぐらいの予定かな。知らんけど。
アポフェスの予習やで。みんなちゃんと読んでやー。
・・・さて、栄えある第一回目です。
神戸のギターデュオGen-Noteの山崎由規さん、荒木善彦さんのお二人です。
それではご登場いただきましょう。
「アポやんさん、いらっしゃーい!!」
ー お二人とも、はじめまして。
まずは涼やかでオシャレな響きのする、デュオ名の由来をお聞かせ頂こうかと思います。
これは「弦の音」をもじったものでしょうか?
荒)おっしゃる通り「弦の音」という意味と、
GEN…ラテン語で元素を表す NOTE…英語で音を表す
という意味もかけて兄弟子の山崎昭典さんに名付けてもらいました。
山)あと源を意味するGENからもとったようですね。
はー。元素と源。音、NOTE 。すごく知的ですね。そして何か根源的なエネルギーというか強いものも感じられますね。兄弟子が真剣に考えてくれた名前。弟たちへの愛情がまたとてもいいです。
すっとした響きのうちに、そのような意味があったとは。
じつに素晴らしいコンビ名です。。
― では次の質問です。デュオ結成のきっかけは?
荒) 師匠が同じ山﨑繁先生ということで出会いました。
僕はコンクール指向で禁欲的にクラシックを勉強していたのですが、山﨑さんはヨークやラウロといったモテ系の曲をバリバリ弾いていて「ズルいな」と思ったのが第一印象でした(笑)
山)同門の先輩後輩ですが普段から二人ともタメ語で喋ってます。
でも敬称は「よしき先生」、「あらきセンセー」です(笑)
モテ系の曲でずるい!ですか~、おもしろい出会い。
でも、同じ年頃の男子として、そこはかなり気になるポイントですよね。嫉妬心と羨望のごちゃまぜ?その気持ち。なんかわかる気がします。
初はお互いかなり意識しあいつつ、惹かれあってコンビになり、お互いを先生と呼び合う現在は、尊敬しあい・・・と見せかけ実はまだ少しライバル同士なんでしょうかね。。
アポフェスでも生きのいい演奏が繰り広げられそうな予感・・。
たまに、火花バチバチでいきましょー。
挑発しあいながら曲を盛り上げたりして、これは聴くほうもスリリングを楽しめそうですね。
ー お得意のレパートリーはなんでしょう?
山)中南米のメロディアスなのが好きですがリズムミュージックも楽しいので好きです。
荒)ラテン物が好きです!
そうなんですね。
中南米物、ラテン物はメロディーの美しさ、そして躍動感とリズムで楽しめたりで、人間を素直に楽しませてくれる感じがあり、ほんとうに良いですよね。わたしも大好きです。
意外にも基本は暑い系のお二人のようです。
インタビュー前はおそらくコンビ名から草食系とみており、だいぶ印象変わりました。
ー さて、おふたりは神戸在住とのこと。
神戸のお好きな場所をそれぞれご紹介ください。
山)山﨑としては布引ハーブ園がおススメ!山の街、海の街を凝縮したようなロマンティックな場所です。
荒)神戸市立博物館。昭和初期のレトロ・モダン建築です。
みんな知ってるフランシスコ・ザビエルの肖像画は同館の所蔵品です!
やー!ありがとうございます。
またモテ系出てきましたね。
布引ハーブ園といえば、このわたしも何回か行きましたが、とにかく夜景がいい、あの素晴らしい夜景はわたくし史上世界一と言って過言ではありません。
長崎もパリも香港もハワイも吹っ飛ぶ破壊力です。
六甲山から神戸港に向かってダイヤモンドの大袋ぶちまけたみたいになってます。
女子も男子も爺さんも婆さんも連れていかれたら、みんないちころや思いますーほんますごいで。
荒木はんのレトロモダン建築と教科書のあのザビエルの肖像画も良いですね。個人的にめちゃめちゃツボで是非行ってみたいです。
なんと言ってもザビエルはネタになるし。。
でも山崎さんの勝ち、決定。
何でも聞いてみるもんですなぁ。ああ楽しーわー。
― あと、それから最近注目の神戸のケーキ屋さんを教えてください。
山)最近というか、よく使うのは神戸に本店のある「モーツァルト」です。ザッハトルテがおススメです。包装もオシャレ!」
荒)北野にある「ラブニュー」さん、チョコレート好きなら是非!
わーー。二つとも知らんし食べたことなーい。
ネットでググったら両方ともスペシャルでビックリしてしまいました。
モーツアルトは老舗の伝統的ウイーン菓子。一方 ラブニューは最新技術を学んだパティシエのお店のようです。
ここは引き分け。
ふたつとも細部にまでこだわりを感じさせる素敵なお店のようで、期待高まります。頑張ってお取り寄せしたいなー思います。
なんかええな~!
たぶん、デュオ対決の相手のあのコンビ(=ロード・オブ・アポヤン)と大違いやろな。
― あと最近注目のパン屋もついでに教えてー。
ちなみにキンツマの好きな神戸のパン屋は「フロインドリーブ」と「ブーランジュリー・コム・シノワ」です。
山)そうなんですね!うちにもフロインドリーブにお勤めの生徒さんが居たりしたことが(笑)
春夏秋冬っていう食パン屋が教室のすぐ下の地下街にありますが、食べたことはありません…!
荒)超ローカルですが地元の「米粉パン Le・Riz」さんのパンがもっちりしていて美味です!
そうですかあ。やはり知らんうちに色々できてるんですよね。
米粉のパン、、アレルギー対策にもなりますよね。みんなが美味しく食べられるのはとてもいいこと。参考になります。
東京も大阪もいますごいパンブームですが、そんなものが始まる何十年も前から神戸にはハイクオリティーな素晴らしいパン屋さんがたくさんありました。わたしには別世界、夢の世界でわざわざ買いに行ったりもしたものです。ああ懐かしい。。
まあええけど、山崎はん。春夏秋冬の食パン、はよ食べんかい。
ー えーと、まだ聞きたいことあるねん。
大阪の名物551の肉まん好きの私が、神戸の中華街にある老祥記を食べた時、こらあかん。完全に負けたわー思いました。
そして現在、打倒「老祥記」めざし日夜肉まん作りに精進し、最近はそれなりのものが出来るようになりつつあります。
その中で生まれた教訓は、「材料はケチるべからず高品質。」
さて、お二人さん、美味しい肉まんは他にもありますかー。
山)神戸新開地の「春陽軒」ですかね!
荒)老祥記、食べたこと無いんです・・・美味しいですか?
あほかーーーー!!!!
荒木はん。とりあえず、あんたは
あの冷めてもなお美味しい、
老祥記を食うてから神戸港にでも浮かんでもらうわな。
六甲山に埋めるのとどっちがええ??
荒) 「ひょ、ひょえーーーー。。」
― ほんで神戸新開地の春陽軒!しらんぞ何物じゃ~!!
おのれーどりゃーーー!!! バキッ。
山)ぎャー!なんで??
とりあえず、ゆび、指だけはご勘弁を・・・!
何のスイッチが入ったか、
突然凶暴に暴れまくるキンツマ。
だれかーシュークリーム買うて来んかいっ!
ー ほな最期の質問いくで!
大阪アポフェスに対する意気込み聴かせてみい。
山)・・ち、ちからをあわせてがんばります!
ー なんやぁーー、山崎。えらい普通やがなーモテ系ゆうてもっとこましなこと言われへんのかいな。
ええわ。次や。荒木!おまえや、いけ。
荒)ぷ、ぷ、プロテインを飲んでアポ筋鍛えてますー!
特訓の成果を聴きに来てくださーーい!
ホンマかいな。まええわ。第一回目。今日はこのへんにしといたろ。
よっしゃ。二人とも期待してるでぇーー。
インタビュー無事終了。
次回はギターカルテット「地下活動」です。こうご期待。
キンツマの夫によるフォロー
*Gen-Noteのお二人が講師を務めるヤマサキギター音楽院 詳細なプロフィールもこちらからどうぞ。
*Gen-NoteさんのCD『Recuerdos de la
Alhambra』の紹介ページ
*山崎さんのちゃんとしたインタビューはこちら!